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高田が作り出す作品は、写真装置によって、現実の世界に含まれる虚構性を増幅させる。虚構の世界を複製するという同語反復的なプロセスは、ナンセンスと、現実の側面が醸しだす哀しさが共存する世界をつくりだす。

画像加工に頼らないドキュメンタリーにも通じる撮影スタイルは、精緻な描写と客観性の高い作品をつくりながらも、作品は現実かフィクションなのか、一見しただけでは判別が難しい。高田はその景観の特異性をもって、日常の外にある世界へ想像力を広げるように促しながら、同時にその世界に住む人々の普遍的な生活や、彼ら/彼女らの生活を規定する風土的、社会的な側面について、静かに焦点をあてようとしている。作品は単なる風変わりな景観にとどまるだけでなく、人と自然、人と社会の関係の考察へと広い射程をもったものになる。

高田洋三 Takada Yozo

札幌出身 東京在住

EDUCATION
1995 筑波大学 芸術専門学群 総合造形コース 卒業

SOLO EXHIBITION
2013 Proto Landscape(CAI02, 札幌)
2008 箱の島(古書一路, 東京)
2004 Simscape(Uplink Gallery, 東京)
2003 中空(Gallery Point, 東京)
2001 Void(Studio Big Art, 東京)
1999 Fragile(Oregon Moon Gallery, 東京)

GROUP EXHIBITION
2013 くうちゅう美術館(名古屋テレビ塔, 名古屋)
2013 Tokyo International photo competition (72 Gallery, 東京 / United photo Industries Gallery, NY, USA)
2009 Spheres(Joseph Gross Gallery, Arizona, USA)
2006 CET 06(White House, 東京)
2005 都心に住む(Guardian Garden, 東京)
2004 On Going(豊島区旧朝日中学校, 東京)
2003 Artists by Artists(六本木ヒルズ, 東京)
2003 写真 2003(茨城県つくば美術館, 茨城)
2001 Tokyo Designers Block 2001 (Kranz, 東京)

FELLOWSHIPS
2008-2009 文化庁新進芸術家海外留学制度を受けアメリカに滞在

RESIDENCE PROGRAM
2013 オナガワ・アート・シーズン (女川, 宮城)








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